ヤマガラ_82012年05月08日

ヤマガラ_8


「感触」


彼らが手に乗ったとき

その脚は 微かに冷たい

爪は 甘咬みに立て

重さ微々たるも 存在を主張するに十分

そして 飛び立つとき

一瞬の蹴りは 力強く

打ち下ろす羽風は 嵐にも似る

小さきものたちの 生きている感触

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