ロッキングチェア ― 2012年04月22日
古い西部劇の一場面だったと思いますが
通りに面したデッキに ロッキングチェアが置いてあり
それにお爺さんが座って
パイプをくゆらしながら ゆっくりと揺らしている
そして その脚下を見ると
床には この椅子の反り台の跡が深く刻まれている
そんな光景を思い出します
要するに 毎日同じ場所で揺れ続けているということですが
ロッキングチェアが 日々の生活にいかに溶け込んでいるかが分ります
でも 日本だとこうは生きません
憧れとは裏腹に 我々は ロッキングチェアに座るのが下手です
文化の違いはもちろんあるのでしょうが
それ以外に 足の置き場にポイントがあるように思います
ふつう ロッキングチェアには足受けはついていません
でも 足受けをつけると 我々でも 違和感なく座れるのです
安心して ゆっくりと揺れる心地良さを満喫できます
なぜでしょう? 足の長さかな?
後に傾いたとき 自分の足が床から離れて宙に浮く
たぶん そんなところに不安を感じるんじゃないでしょうか
そんなわけで 日本人用の足受けのついたロッキングチェア
もっとあってもいいと思います
けっして デザインを損ねるものではありません
みずき工房/ロッキングチェア
http://www.mizuki-kobo.jp/_gallery/_chair/__bench/rock-c/rock-c.html
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://dosyakuzure.asablo.jp/blog/2012/04/22/6421394/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。