ソファー ― 2012年07月02日
一般的に ソファーにもいろいろあると思いますが 大きく分けて3つ
1. すべてをクロスやレザーで包んだ 張りぐるみタイプ
2. フレームの上に クッションを置く 置きクッションタイプ
3. それらの折衷版である 中間タイプ
(注:タイプ名は私の勝手な命名です)
私がデザイン製作するのは ほとんどの場合 2の置きクッションタイプ
木工家具屋の性と申しましょうか どうしても 木を見せなきゃ…
というよりも 特に1と2の両タイプは 製作作業の主体が そもそも違う
2の置きクッションタイプは われわれ木工屋が 中心になるのに対して
1の張りぐるみタイプは 椅子の張り屋さんが 中心になります
われわれは 彼らの指示で 張りぐるみの芯を作るだけ
3になると せいぜい 脚とアームで本領発揮 といったところでしょうか
ま そんな具合で 必然的に 置きクッションタイプが 中心になるわけです
ところで ソファーの命は タイプの別に関係なく
やはり 座り心地 クッション性の良さだと思います
硬過ぎないか 柔らか過ぎないか 座と背の硬さの差 等々
それと わりと目に付くのが 縫製の良し悪し
どちらにせよ それらは 張り屋さんの腕に負う所が大きく
いかにうまく連携して作業を進めるかが 重要
作る側として 一番 気を使う家具かも知れません
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