キャット ― 2012年04月26日
もう十数年前の話ですが
スツールに注目したプロデューサーがいて
何度か展覧会を開催してましたが
結局のところ 期待したほど その波は広がらなかったようです
ちょうど同時期に 私もスツールに関心持ってたこともあり
いくらか 作るほうで そのお手伝いをさせてもらったんですが
一時 毎日スツール漬けという 楽しい時期がありました
そ 作る者にとっては スツールは 結構楽しいんです
でも 使う側に それをアピールするのはちょっと難しかった…のかな?
今だったらどうでしょう?
老いも若きも 「かわいい」を連呼する昨今なら
けっこう それに乗っかれそうな気もしますが…
さて 写真のスツールは タイトル「キャット」
ちょうどその頃 スツールに楽しんでた頃に デザインしたものですが
なんとか特徴的なモノにしたいと苦心した作品です
イメージしたのはペット
スツール自体 やはり主流にはなれない家具ですから
何かしらの役目を持たせるとしたら
「いつもそばにいるかわいいやつ」というのは一つの方法だと思います
すり寄ってきそうなフォルム 撫でたくなるような質感
そんな要素を盛り込もうと真剣でした
今もたまに注文いただいて ペットを育てるごとく大切に作っています
みずき工房/キャット
http://www.mizuki-kobo.jp/_gallery/_chair/__stool/cat/cat.html
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://dosyakuzure.asablo.jp/blog/2012/04/26/6425623/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。