不思議の塗料「柿渋」2013年03月22日



不思議の塗料「柿渋」


柿渋を塗料として分類すると …ちょっと違うかも知れません


柿渋を塗っても 木の表面を保護するほどの力は無い


ところが 着色剤としてみると 柿渋は かなりユニークです


原液は しゃぶしゃぶの茶色の液体で


これをそのまま塗ると 色むらを出して 失敗するので


普通は 水で希釈して


「塗って 拭いて 乾かして」 …を数回繰り返します


とくに技術がいるわけでは無いですが わりと 手間のかかる代物です


でも それでも使ってみたくなる ユニークさがある



その大きな特徴は 紫外線と反応して 徐々に色が濃くなっていくこと


写真の右側は 数回塗った直後 左は 2年ほど経過したものです


Before & After  まあ 何ということでしょう! 


…って言いたくなるくらいの変化です


これに 子供の手垢やお部屋の匂いなど 日々の生活色が重なっていくと


きっといい味になっていくと思います


不思議の塗料 カキシブ万歳!



ところで みずき工房では 


この柿渋で塗装した小さな学童椅子を 専用ショップで 通販しています


専用ショップ「学童椅子売り場」は 左側カテゴリーに入り口があります


どうぞ お立ち寄り下さい

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