家具1_テーブルサイズ2012年02月26日

角テーブル2000x800x700 & HAチェア


 テーブルサイズの決定条件…これがけっこう難しい。一般的には人数,部屋の平面サイズ…となるところですが、見落としがちなのが天井の高さ。天井が高いとテーブルが小さく見える。



写真/角テーブル2000x800x700 & HAチェア

みずき工房/テーブル
http://www.mizuki-kobo.jp/_gallery/table.html

HAチェア
http://www.mizuki-kobo.jp/_gallery/_chair/__chair/ha/ha.html

道具1_丸ノコ2012年02月27日

 私の場合、一応自営業なんですが、あまりにも収入的に成り立ってなかったもんですからちょっと自営とはいいづらかった…。 ま、それはいいとして、本来ならこういうとき何かアルバイトをするもんなんでしょうが、私は私の師匠と仰ぐ人の言葉を頑なに信じて、ずっと自分の仕事と決めたコレにしがみついてました。
 師匠いわく、「この道でプロとして食えるようになりたければ、たとえ仕事のないときでもアルバイトは一切するな。大工もダメ、似て非なるものだから。10年我慢しろ、なんとかなる。」 …今思えばずいぶん無茶な話。 仕事場で一日中座って壁を眺め続ける日々にもそろそろ飽きた頃、仕事場の大家さんもこのままでは家賃を取りっぱぐれると考えたのでしょう、知り合いの大工さんを強引に紹介されました。 次の日から私は、生まれて初めて監から出された猿みたいに不安におののきながら大工さんのアルバイトにでたわけです。

 ところが意外にも、大工さんの現場には何ともいえない新鮮さがあり、はまってしまいました。 禁断の実喰っちゃった、というところでしょうか。 私は家具造り屋やなんですが、家具造りの場合、どんなに大きなものでも自分の腕の中にその対象物がある。ところが建築の場合は対象物の中に自分がいるわけです。自分の行動は内ではなく、外に向かうことになる。これがたぶんこの新鮮さの素だと思います。
 すごく楽しい労働の日々でした。 親方と二人ぽっちの現場でしたが、すべてのことに新鮮さを感じてましたから。 そんななかでも特に私の心をとらえたものの一つが、「丸ノコ」でした。 丸ノコというのはご存じの方も多いと思いますが、丸い鋸刃がついてて、キーンと鋭く回転しながら材料をばっさりと切り落とす電動工具です。 誰でも使えるけど本当は結構危ない代物です。 この別に珍しくもない丸ノコにすごく魅せられたんです。

 私、わりと真面目というかキッチリとした家具を作るもんで製作中の寸法管理には非常に気をつかうんです。0.1㎜の誤差を気にする時もある。 そういう作業環境の中で頼りになるのはまさに精度の良い道具なわけですが、丸ノコは残念ながらそれから外れる存在でした。 私の場合、作業の最初に行う「木取り」という荒仕事のときに使う程度のものであまり気にはかけていなかった。ふだんは工房の片隅で埃まみれで放ったらかしでした。
 ところが、大工さんの現場ではこれがまったく違う存在でした。 荒々しいけど臨機応変で、アクティブで、開放的で、自由で、そして、コンパクト。 いつも大工さんのそばにあり、まるでよく訓練された愛らしい座敷犬のようでした。 今まで考えたこともない一面がそこにありました。

 確かに家具職と大工職では仕事の内容そのものが違うし、同じ様な道具を使っていてもそれらに対する認識はかなり違う。同じように木を刻んでいても仕上りの精度に対する考え方そのものも違う。かなりというか、まさに似て非なるものなんです。 だから、一つの道具が職種の壁の向こうとこっちで別々の顔を持っていても不思議ではないんです。…やっと気がついた。
 これを機に、自分が持ってる他の道具の性能の見直しなどもやったりしたんですが、道具の数が1.5倍くらい増えたような気になりうれしくなりました。 ついでに自分自身も見直せばいいんでしょうが、それはまた次の機会ということで…。
 
 ところで、棟梁は最初、私がそのまま大工さんに転職することを期待していてくれたみたいでした。 でも幸か不幸か私はひどい高所恐怖症で、早々に見切りをつけられたようです。すぐにお誘いの話しはしなくなりました。 …幸でした。これで私には家具しかなくなったわけですから。
 それ以降大工の現場に出るときは、私はもっぱら内装の下地つくりのほうで活躍させて頂いた次第です。 …勿論いつも愛用の丸ノコがそばにありました。(2002/7)

家具2_机2012年02月28日

プチデスク & ペタルチェア

 今でこそ、幼いときから自分専用の部屋を与えられることが普通になっていますが、私が子供のころは、まあ運良く恵まれていれば、中学生くらいからはじめて一部屋与えられる、といった感じではなかったでしょうか。それじゃその前はというと、小学生になって座敷の一角にお下がりのちびた文机を置いてもらってそれが全てだったような気がします。でも、そんなごく小さな机というスペースを初めて与えられたとき、なんとうれしかったことでしょう。まるで机に向かう自分の周りに一瞬にして外からは見えない壁ができて、それはまさにモノでなく、自分一人のスペースそのものでした。たぶん、こういうときが人の“スペース”に対する独占欲の始まりなのかもしれません。

 とまあ、そんな具合で、机という存在が我々の子供から大人への過渡期にかけて大事なわき役であることは確かだと思います。この上で、宿題予習復習はもちろんのこと、必死になって受験勉強したり、心ときめかす日記を書いたり、親に隠れてエロ本に見入ったり、たぶん机を前にする時間がものすごく多かったはずです。
 ところが、大人、社会人になるとこれが一変します。日常生活の目的自体が変わるから当然のことなんでしょうが、机と接するというか、お世話になる時間が大幅に減ったり、人によってはほとんど疎遠になります。もっとも仕事の場で触れる机は別にしてですが。

 でも、何だかもったいない気がします。オーバーかもしれませんが、この人の人生に大きくかかわる“机”という家具の存在がその人生の途中からだんだんと消えていってしまうことがです。
 たぶん、大人になって机と疎遠になるのは人のせいであって、机はもっと人とかかわりたいと思っているはずです。もちろん学生のころのように四六時中、向き合うようなことはないにしても、人の日常生活の中にぽつぽつと点在するホッとするような時間、その一部を彼らは演出できるのです。
 どこにも出かけない休日のひととき、徒然に手紙を書く時間。夜、就寝前の10分間、斜に座って片肘掛けてちょっとだけ読書をする時間。家事の後で、頬杖ついてノートパソコンでメールをチェックする時間。そんなごくプライベートな“ちょっと時間”を大事にしてくれる家具だと思うんですが、いかがでしょうか?
 こんな思いをいちばん込めたのが定番のプチデスクです。皆さまの“ちょっと時間”が大人の輝きにつつまれますように!

写真/プチデスク & HAチェア
http://www.mizuki-kobo.jp/

黄身の味噌漬け2012年02月29日

卵の黄身の味噌漬け


 シフォンケーキを作ると卵の黄身が2個残る。

毎回これを味噌漬けにしてるんだけど、

最近、ケーキの仕上りよりこっちの仕上りの方が気になってしょうがない

……アア‥この色がたまらん!

本日、黄身様を2個追加。